ホームページを作成したいけど自分では作成するのは難しい。
専門の制作会社に任せようと思ったが適切な相場がわからない。
そんなお悩みを持つ方に向けて
・ホームページ制作にかかる費用
・作りたいホームページの目的ごとに変わる相場
・制作費用は依頼先でも変わる
3つのツボを押さえて解説していきます。
ホームページ制作の相場を早見表でカンタンに解説
まずはホームページ制作費用の相場を早見表として簡単にまとめてみました。
ホームページ種類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
採用・企業案内 | 〜50万円 | 〜100万円 | 100万円〜 |
集客 | 10万円〜 | 〜100万円 | 100万円〜 |
EC・ネットショップ | 〜10万円 | 〜100万円 | 100万円〜 |
オウンドメディア | 30万円〜 | 100〜300万円 | 300万円〜 |
ポータルサイト | 50〜150万円 | 150〜300万円 | 300万円〜 |
作りたいホームページの規模によって費用に差があります。
またホームページの制作は制作会社だけでなく、CMSを利用したりフリーランスに依頼することもできます。
昨今ではApple musicやNetflixといったサブスクも多く普及していますがホームページ制作のサブスクも存在します!
お金や時間をなるべく損せず自分の目的に合った理想のホームページを作りたいですよね。
今回の記事ではホームページ作りの費用にフォーカスし大きく3つのカテゴリに分けて解説しますので参考にしてみてください。
ホームページ制作の費用はホームページの目的で変わる
ホームページの作成費用は、サイトの規模・目的によって作業内容も異なることから大きな差があります。
全ての目的に共通して言えるのはページ数が多いほど費用がかかります。
なかにはデザインにこだわりたい、同業他社と差別化して制作したいといった希望もあるかもしれません。
制作会社任せにすると決して安くない金額を払ったのに、自分がイメージしていた内容と違った…ということにもなりかねません。
ここでは目的ごとに費用をまとめてみましたので見ていきましょう。
採用目的など会社案内用のHPの場合
採用サイトはアピールポイントが多く制作するコンテンツの量と質により金額が大きく左右されるため難易度が高めの傾向にあります。
目安としてシンプルな採用サイトであれば30万円〜50万円以下、オリジナルデザインを用いて作りこむなら100万円以下。
大規模なコンセプトで採用戦略を見据えるなら〜150万円以下。仕様によってはそれ以上のコストがかかることもあるでしょう。
予算に合わせてどこまで作り込むかがポイントです。
必須項目のみでシンプルに作るなら30万円以下
・会社概要
・募集要項
・事業内容
・選考の流れ
・応募ページ
とにかく安価で採用サイトを制作したいなら、必須項目のみで制作することでかなり費用を抑えられます。
最低限必要なコンテンツを整えるなら50万円以下
・代表挨拶
・福利厚生、CSR取り組み
・説明会などのお知らせ
・実績
実績、経験が豊富なことや福利厚生がしっかりしていることは大きなアピールポイントになります。
オリジナルデザインを用いてコンテンツをしっかり作り込むなら100万円以下
・1日の流れ
・オフィス環境
・社員インタビュー
・ブログ
・育成教育制度
・よくある質問
ここまでコンテンツを充実させると実際に働く環境がイメージしやすく、より多くの人に興味を持ってもらうキッカケになります。
採用戦略コンセプトを本格的に制作するなら150万円以下
・インフォグラフィック
・動画インタビュー
・フルオーダーで制作
本格的に制作すると費用は高くなりますが、動画などはリアルな温度感、雰囲気が伝わりやすく印象にも残りやすいといったメリットも大きいです。
集客用のHPの場合
集客は費用対効果が最もシビアに求められるので、ホームページ制作の中でもより目的を明確にしていく必要があります。
集客するといえばチラシ・新聞。デジタルだどテレビCMやラジオ。現代はYouTube、SNS上の「広告」がイメージされがちですが、広告費は企業において人件費の次にコストがかかると言われています。
ホームページ制作における集客は、上記の広告費を抑えつつより大きな集客効果を期待できる手法です。
ではどのくらいコストがかかるかというと
作成費無料で月々の管理費(サーバーレンタル料)1万円だけでホームページを制作できるサブスクサービスがおすすめです。
制作会社に依頼し、しっかり作り込みたい場合の目安は着手金10万円〜、制作費10〜100万円が目安となります。
ただし品質や成果を求めすぎるとコストが膨らみ費用対効果が薄まる可能性もあるため注意しましょう。
集客サイトは結果がすぐに出にくく、ほとんどは数ヶ月ほど様子を見ながら徐々に成果が現れます。
サイト制作後は運営サポートがあると安心ですし、成果報酬型として結果がでなければ金額はかからないというような業者を選んでみると始めやすいです。
またホームページ集客は単純にアクセス数が上がればOKではなく、成果に繋がるアクセスがあるかが重要です。
具体的な例を挙げると
・製造業なら高い技術を求める顧客に独自の製造法などの自社の強みを具体的に伝え成約に繋げる。
・士業であれば得意分野をアピールしこれまでの実績や依頼者の声を載せたりし得意分野で効率よく案件をこなせる契約に結びつける。
・通販サイトならコスパの高い商品を探すユーザーに向け値段以外でもメリットや特典があることを伝える。
このように的確に自社の強みを出していく必要があります。
会社やお店ごとにターゲットとなる客層や競合店、同業他社も違います。
他社より自社を魅力的に感じてもらう一手としてSEO・MEO対策をするとユーザーの目に留まりやすくなり効果が高まります。
ECなどネットショップの場合
EC・ネットショップはサイトの構築方法や規模、実装する機能によってコストに大きな差が生じます。
制作費は10万円〜100万円以下が目安になりますが、様々な決済方法に対応したり万全なセキュリティの導入や大規模なサイトを作りたいとなると100万円〜500万円以上とかなり高額になってきます。
EC・ネットショップは制作の選択肢が豊富ですので、代表的な構築方法を費用順に紹介しますので自分の思うプランに合うものを参考にしてみてください。
10万円以下でとにかく低コストではじめたいならECモール
ECモールとは自社のECサイトではなくプラットフォームに出店するいわばインターネット上のショッピングモールです。
テンプレートが用意されているため、画像やテキストさえ準備すれば誰でも簡単に始められますし、Amazonや楽天などはモール自体にかなりの集客がありユーザーからの信用も高いため人気があります。
初めてでもモールからの運営サポートも受けれるため安心感もあるでしょう。
しかし独自のオリジナリティが出しにくかったり、商品が売れるとロイヤリティでECモール側への支払いが発生するデメリットもあります。
ECモールは自社サイトより純粗利率が低くなりますし、売れれば売れるほどロイヤリティの支払いが増えますので、費用が10万円を超えることもあります。
とにかく費用を抑えたい・最初は副業的に始めてみたいという方には非常にお勧めできるやり方です。
100万円以内で独自のECサイトを作りたいならASPかオープンソース
100万円以下でなるべく簡単に早く制作するならASP
ASPとはECサイトの仕組みをインターネット上で使えるサービスでソフトをインストールする必要もなくブラウザ上で独自サイトとして始めることができます。
サーバー不要で構築費用・維持管理費も低コストのため簡単に始めることができますが、外部システムに依存する部分が大きく、オリジナリティを出すためのカスタマイズ性が後述するオープンソースと比べると劣ってしまいます。
また知識や技術があれば自身で制作し費用を抑えることも可能です。
代表的なASP
・BASE
・カラーミーショップ
・MakeShop
・ショップサーブ
・Shopify
100万円以下でオリジナリティを出すならオープンソース
オープンソースは無償公開されている唯一のECサイト構築システムです。
カスタマイズの自由度が高く、誰でも無料で利用できます。
しかし専門的知識がないとカスタマイズが非常に難しくサポートがないのが欠点です。
システム自体は無料ですしサイトの構築・運用は10万円〜からと低コストで自由度の高いサイトを作れますが、ASPで制作時間が長く、制作会社に依頼するとそれなりのコストがかかります。
代表的なオープンソース
・EC−CUBE
・Magento
100万円以上で本格的なECサイトを作りたいならパッケージ型かフルスクラッチ型
必要な機能が最初から揃っているパッケージ型
パッケージ型とは、システム開発会社が販売しているECサイト構築システムです。
初期費用は100万円〜からと高額になってきますが、言わばスターターキットなので最初からECサイトに必要な機能が揃っておりカスタマイズも柔軟にできるので、コストをクリアできればかなり魅力的です。
大規模なECサイトにも対応でき機能を追加することもできますがASPやオープンソースよりも初期費用、維持費用も高いため
コストがかかるのがデメリットです。
代表的なECパッケージ
・Orange EC
・ecbeing
フルオリジナルで制作するならフルスクラッチ型
こちらは完全に0からオリジナルシステムを構築するため費用も最低500万円〜と最も高額になりますが、細部まで思い通りに制作できます。また他のシステムやツールとの連携や機能追加の制約がありません。
巨大なビジネスが前提となるケースがほとんどのため費用だけでなく制作時間も莫大になるので個人やスモールビジネスにはおすすめできません。
オウンドメディアの場合
オウンドメディアは自社で運営、管理する自社メディアの総称でマーケティングが目的です。
スマホやSNSが普及し、自社商品の販促・サービス、コンテンツをユーザーが知りたいことに情報発信するという点で、時代のニーズに適しています。なのでコストを削減しすぎると費用に対する成果が少なく、成果が得られなければ本末転倒です。
コンセプトを明確にし、ターゲットとなる顧客のニーズにも応えられるように予算に合わせ自社にとって最適な制作・運用方法を選びましょう。
また集客ホームページと同様にオウンドメディアも成果が現れるまでに時間がかかる傾向にあるためSEO対策も効果的になります。
X(旧:Twitter)やInstagramといったSNSを使うことにより自社コンテンツの認知、拡散も期待できSNSのリンクから購買ページにアクセスするユーザーも多いのでオウンドメディア誘引に繋がりより効果が期待できるでしょう。
オウンドメディアは下記の全てを網羅して初めて完成します。
・企画・ディレクション費
・コンテンツ制作費
・デザイン費・コーティング費
・サーバー・ドメイン費
これらを踏まえ立ち上げ費用の目安を簡単にまとめました。
シンプルで小規模なら30〜100万円以下+運用費が月額3万円〜5万円
CMSで制作するとデザイン・コーティング費用の部分をかなり抑えることができます。基本的にテンプレートのデザインを用い、画像やテキストはあらかじめ自分で用意しておく必要があります。
またサーバーを構築すると5万円前後の費用がかかりますがレンタルサーバーにすることで数千円で済みます。
機能やコンテンツ量が多くなければレンタルサーバーを利用することでサーバー費の削減が可能です。
とにかく費用を抑え、最初はライトに始めたいという方に適しています。
オリジナルデザインを用いて中規模なら100万円〜300万円以下+運用費が月額5万円〜20万円
オリジナルデザインを用いたりSEOに最適なサイト構造にすることによりユーザーの属性に合わせた独自性のあるサイトが作成できます。
テンプレートでないデザインは集客にも大きな役割を果たしています。予算に合わせどこまで・どのようにこだわるか重要になります。
CMSをカスタマイズした制作ができ、機能やコンテンツも充実したものができるため制作費だけでなく、運営に伴う人件費もある程度かかってきますが、オウンドメディアとして長期的なマーケティングをするにはこの価格帯が一般的になるでしょう。
戦略部分やマーケティング本格的に行いたいなら300万円〜500万円以上+運用費が月額20万円以上
実績やノウハウがある制作会社に依頼すると費用はかなり高額になりますが、既存のオウンドメディアをリニューアルしたりオリジナルのCMSを開発して制作するなど、ディレクションから構築・運営まで本格的なサポートが総合的に受けられます。
最大のメリットはコンテンツの量だけでなくクオリティも妥協なく制作でき、デザインもフルオリジナルとなりますので本格的に戦略部分の運用が可能です。
本格的にしたいならディレクターやデザイナーだけでなく、運営・維持にもかなりのコストがかかりますので人件費も多くみておく必要があります。
ポータルサイトの場合
Webサイトの入り口として多くの情報へのアクセスポイントを提供するポータルサイトですが制作方法として大きく2つに分けられます。
ゼロから制作するフルスクラッチ型とCMSや構築システムなどをベースとするシステム型です。
どちらも企画・ディレクション→デザイン・コーディング→納品→運用という流れは同じですが、システム型の場合はシステムに標準搭載されたディレクトリのデザインテンプレートを利用できるため、フルスクラッチ型に比べると費用が抑えられます。
しかしポータルサイトの運用・維持は他のホームページよりも規模が大きくなるため、どちらで制作したとしても割高になりやすいでしょう。
目的・ジャンルごとに費用を簡単にまとめました。
社内用で小規模に制作するなら50〜150万円以下
・アカウント管理
・サイト内検索
・勤怠管理
・掲示板機能
社内用ポータルサイトなら比較的安価に制作することができます。
シンプルなデザインで使いやすさを重視すると良いでしょう。
口コミ型や専門型、地域型で中規模で制作するなら150〜300万円以下
・クーポン・メルマガ配信
・ブログ
・会員登録
・口コミ機能
・観光情報
中規模となると社内用と比較した場合コンテンツや機能が増えます。
口コミ型はユーザーの生の声が集まるため、自社商品やサービスに高評価がレビューされると、単独で宣伝するよりも拡散されやすくなり集客にも効果をもたらします。
専門型や地域型はそれに特化したサイト作りになるため、それを目的にアクセスするユーザーに自社商品や地域のブランドを魅力的にアピールできます。
総合型でコンテンツを盛り込み大規模に制作するなら300〜500万円以上
・天気予報
・ニュース
・ネットオークション
・ゲーム
・交通情報
あらゆるコンテンツや機能を盛り込む総合型は必然的に大規模となってくるため費用もかなり高くなります。
代表的な大規模総合ポータルサイトとしてYahoo!があげられます。
予算と目的に明確にしておきましょう。
ホームページ制作の相場は依頼先でも変わる
ここまでホームページの種類ごとに大まかな費用を紹介してきましたが、同じ目的でホームページを制作しても目安で10万円〜30万円のように金額差が生じているケースが多いですよね。
それはどこまで機能やサービスを追求するかだけでなく、依頼先によっても大きく変わってきます。
費用が安いほど粗悪とは限りませんし、逆に高いほど必ず高品質なサイトを作れるというわけでもありません。
制作したいサイト、目的も明確にイメージできたけど依頼先がわからない…という方も多いと思いますので、どこに依頼するかで変わってくる費用と簡単にメリットも紹介していきます。
制作会社に依頼する場合
中小企業の制作会社
中小企業のホームページ制作会社は少数精鋭のチームで構築されていることが多く、ある程度な規模のホームページ制作も実現可能です。
大手より制作費、仕様に融通が利きやすい、相談しやすいというメリットもあります。
ホームページ作成を依頼する場合、数10万円〜300万円となることが多いようです。
チームでの制作が基本ですので担当者や制作チームとうまくコミュニケーションを取るようにするといいでしょう。
大手企業の制作会社
大手のホームページ制作会社は、ホームページ制作だけでなくホームページ制作後の運用や改善時のサポートもしっかりしています。
大手となると制作の実績も豊富なので大規模サイトや機能の追加、開発などにも対応してくれるメリットがあります。
ただしホームページ作成の費用相場は300万円~数100万円、大規模になると1,000万円を超えるケースもあります。
また小規模サイトの制作は受け付けていないこともあり、比較的大きなサイトを立ち上げたい場合や初期投資がかかってもしっかり作り込みたい、手厚いサポートが欲しいという方にはおすすめです。
広告代理店
広告代理店がホームページを制作するわけではなく、広告代理店が仲介役となって繋がりのある制作会社へホームページの作成を依頼します。
メリットとしては自分の依頼内容に合った制作会社と取り次いでくれるため、数ある制作会社から依頼先を自分で選ぶ時間がない方にはいいでしょう。
最大のデメリットとしては代理店ですの仲介手数料が発生しホームページ制作会社へ直接依頼するより割高になるため注意が必要です。
一般的な仲介料の相場としてはホームページ制作費用の20%~50%程度が上乗せされます。
サポートについても代理店を通して制作先とコンタクトを取る場合もあるため、レスポンスも良いとは言えません。
基本的には自分でホームページ制作会社を探して条件の合う依頼先を見つけた方が費用を抑えられます。
フリーランスに依頼する場合
フリーランスに依頼する最大のメリットは制作会社に依頼するよりも費用をかなり抑えられます。
制作納期、サイトの仕様も制作会社より距離が近いため融通が効くことが多いでしょう。
依頼内容によっては得意分野だと制作会社の50%程の費用で仕事を受けてくれる場合もあります。
しかしフリーランスは、あくまで個人ですので自分との相性や実績、制作後のサポートについてはしっかり確認する必要があり、もしものトラブルが起こった際の対応も含めてお互いの信頼関係を築いていく必要があります。
CMSで作成する場合
CMSに用意されているテンプレートをそのまま使用すれば、制作費用は3万円~10万円程度で済みますし、構築してしまえば専門的知識がなくても更新・編集が簡単に行えますので社内スタッフでコンテンツの更新などができれば維持・管理費を抑えることもできます。
さらに「WordPress」「Wix」「Jimdo」などはホームページ制作の枠組みが用意されているのも大きなメリットです。
ただしデメリットとしてそのテンプレートのみだとオリジナル性が全く出せないことです。
デザインにもう少しこだわりたい、オリジナリティを出したいとなると別途20〜30万円の費用が嵩みますがカスタマイズすることは可能です。
CMSを利用しカスタマイズしたとしても1からオリジナルで制作するよりは時間も費用を抑えることができます。
ホームページ制作を安く抑えるには
これまで紹介してきたようにやはりホームページ制作で一番ネックになるのが制作費用だと思います。
より良いホームページを制作したいとなると当初の見積もりより高くなってしまったり、逆に費用を削りすぎるとサイト自体の品質低下に直結する可能性があります。
あまり知られていませんが、ホームページ制作時には国から補助金が出るケースもありますのでこちらは別記事で詳しく解説します。
ここでは自分の求めるクオリティや品質を確保し、なるべく費用を安く抑えるためにできることを紹介します。
画像などの素材は自社で用意する
ホームページ上に掲載したい画像やテキストは自社で用意できれば依頼先に頼むコストも削減できますし打ち合わせや制作時間も短縮することができます。
特にロゴマークやデザインは自社だけのオリジナルデザインとなり、見積もり費用が上がりやすいので可能であれば用意しておきたいところです。
最近では簡単な画像編集はスマホの無料アプリでも可能ですし、アピールしたいテキストはあらかじめ用意しやすい素材ですので事前に準備しておくと打ち合わせもスムーズに進みます。
作業内容を把握して無駄を省く
目的や作業内容を明確にしておくことで、構築作業の手戻りや工数を大幅に削減することができます。
追加や変更作業が多く発生して納期が遅れたりするとお互いにデメリットにしかなりません。
一番多い無駄として挙げられるのはページ数です。テキストを簡潔に分かりやすくまとめられれば余分なページを減らせて費用も削減できエンジニアの作業時間も短縮されるので人件費削減にも繋がります。
ホームページ制作は、無駄な作業や手戻りが無く効率よく進行できるように事前にしっかり打ち合わせをしましょう。
簡単なテンプレートを使う
オリジナルデザインやオンリーワンを求めずに目的を果たせるのであれば、テンプレートを使わない手はないでしょう。
他社と同じようなデザインになったり、できることが枠組みの範囲内に制限されてしまうデメリットもありますが、テンプレートを使うことによって費用だけではなく制作時間も大幅に削減することができるため早く・簡単にホームページを立ち上げるためには最も有効的といえます。
まとめ
制作したいホームページの目的や種類、依頼先によっても相場にバラつきがあることがお分かりいただけたと思います。
今回の記事では費用にフォーカスして紹介してきましたが、依頼先によっては同等規模の制作会社であっても得意、不得意もあれば制作期間も異なります。
また制作のみでなくサイト公開後の運用費、維持更新費などについても確認が必要です。
ほとんどの制作会社は1ページあたり〜円、1機能あたり〜円と料金設定していることが多いため、作成したいホームページに掲載したい項目・追加したい機能を決めておき、自社で準備できる素材をあらかじめ用意しておくと限られた予算内で目的を達成する近道になります。
そして制作方法・依頼先どちらも様々ありますが、ホームページ制作のポイントのまとめとして
・担当者との相性、信頼関係の構築
・制作目的を明確にしておく
・トラブルの際や作成後のサポート
・予算を決めておき、その予算内で依頼に応じてくれるのか
・費用対効果が得られるか
依頼する際には、複数の見積もりを取ってみてじっくり比較検討し、費用だけでなく総合的に判断しましょう。